文化&観光

鎮川籠橋

鎮川籠橋(ノンダリ)
Nonggyo Bridge in Jincheon
忠清北道 鎮川郡 文白面 九谷里601-32
  • 指定 : 地方記念物第28号(1976. 12. 30)
  • 時代 : 高麗時代
  • 管理 : 鎮川郡
  • 規模 : 全長93.6m
  • 材料 : 自然石

文白面九谷里グルティ村の前に流れる洗錦川に架けられた橋で「籠橋(ノンダリ)」と呼ばれる美しい形の石橋である。

『常山誌』(1932)には「高麗初期に林将軍が築造したと伝えられる」と記載されている。本来は28宿を応用し、28間で作られた。

沙礫岩室の赤い石を魚の鱗のように積み上げて橋脚を作り、天板石を乗せている。この橋の特徴は、橋脚の形と築造方法にあるが、石の根元がかみ合うように積み上げ、内部を詰める石灰物を補充せず石だけで積み上げた。

橋脚の幅は概ね4m~6mの範囲で一定した形で作られており、上にいくほど幅と厚さが狭くなるなど、水の影響を最小限に抑えるための工夫がなされている。

他に例のない特殊な構造物であり、梅雨の時期にも流失することなく強固に維持されており、天板石の石は、特に選別し美しい模様が際立っている。

  • 位置案内
    • 乗用車をご利用の場合
      • 高速道路利用
        • 中部高速道路鎮川IC(左折)
        • 聖石交差点(左折)
        • 支石村を過ぎて右折(観光案内板を参照)
      • 清州→鎮川間の国道利用
        • 文白玉城里(野営場方面、右折)
        • オミ村前の三叉路(草坪方面、右側道路利用)
        • 鎮川方面直進(観光案内板を参照)
    • 公共交通を利用する場合
      • 鎮川邑で文白(通山、平山里)方面市内バス1日9便運行(始発06:20、終発: 19:30)