文化&観光

鎮川鐘博物館

鎮川鐘博物館
鎮川鐘博物館
鎮川邑 柏谷路1054-12
+82-43-539-3847~8

鎮川鐘博物館は、韓国鐘の研究、収集、展示、保存はいうまでもなく、企画展示、教育を含む多彩な活動を通じて、世界的にその価値が認められた韓国鐘の芸術的価値と優秀性を広く知らせることを目的として、2005年9月にオープンしました。

博物館の建物は歴史テーマ公園内にあり、柏谷湖と美しい公園の景色を背景としています。野外には二つの大型の鐘が設置されており、誰でも自由に打鐘できるように開放され、いつも美しい鐘の音が敷地内に響き渡っています。常設展示館には、統一新羅、高麗、朝鮮、近代に至るまでの韓国梵鐘の遺物が展示されて歴史と文化を垣間見ることができ、韓国鐘の製作過程と科学的秘密を、多彩な展示資料を通じて確認することができます。そして、毎年さまざまなテーマの特別展示をはじめ世界の鐘を展示し、博物館の教育プログラム、鋳鉄匠伝授教育館での伝統鋳鉄技術教育などの文化教育プログラムが用意されています。また、2013年6月25日にオープンした鋳鉄匠伝授教育館は、教育生のための実習室、先端施設が整備された鋳鉄室、講堂、寄宿舎など、最高の教育施設を保有しています。

韓国梵鐘の「有形·無形遺産」が共存する、鐘の専門博物館です。

韓国鐘は、「コリアン ·ベル(Korean Bell)」という学名が付けられているほど、世界的に認められた独創的な様式と芸術性を有しています。また制作方式においても、韓国鐘だけに見られる科学的な要素により神秘的な音が出ることから、韓国鐘の音は「魂を目覚めさせる音、世の中を照らす響き」と表現されています。さらに鎮川鐘博物館は、国の重要無形文化財第112号である鋳鉄匠の伝統鋳鉄技術を伝承し、韓国鐘の製作過程について学ぶことのできる鋳鉄匠伝授教育館を2012年6月に建立しました。有形の韓国鐘展示と共に、無形遺産である技術を実際に目で見て学べる韓国唯一の複合文化空間となっています。

  • 観覧案内
    • 観覧時間 : 午前 9:00~午後6:00(チケット販売時間: 午前9:00 ~午後5:00)
    • 休館日 : 毎週月曜日、元日、秋夕(旧盆)
  • 駐車施設 : 300 台
  • 交通アクセス
    • 乗用車
      • 中部高速道路鎮川i.cから進入(ソウルから1時間30分所要) 鎮川i.cで左折
      • 聖石交差点で右折
      • 碧岩交差点で左折
      • 柏谷貯水池方向に直進
      • 長管橋を過ぎて左折
    • 公共交通
      • 1 ソウル東ソウルおよび南部市外バスターミナルから06:00~19:50まで運行(1時間30分所要)
      • 2 清州市外バスターミナルから06:50~20:20まで随時運行(40分所要)